『合気脳』Blog has just began!
このブログでは、「合気脳で達人! 想うことが技になる」という単行本が発売されたのをきっかけに、本の内容に触れ、また発売後に気づいたこと、起こったことについて綴っていきます。
題材とするのは合氣道に限りません。身体と意識の動き、武道やスポーツ、リハビリ、文章や映像など、まあブログですから雑多な感じでやっていきます。

想い方の基本=動く瞬間に身体の中心に意識を向ける
『合気脳』の”はじめに”で、中心帰納についてこう書きました。
原則はシンプルです。筆者なりにまとめれば、「何かをしようとする(し始めた)瞬間、意識を外界から身体の中心に向ける」となります。
ここには動作と意図の矛盾点を解消しようとする狙いがあります。
たとえば自分から少し離れた所にある物をとろうとして、その場で手だけを伸ばす時、注意は物と指先に集中します。限界まで手を伸ばそうとすればあちこちが緊張して、腕が伸びません。では手を伸ばし始めた瞬間、視線を広げながら、意識を体の内側(中心)に向けるとどうなるでしょうか?バランスが保たれ、腕は伸び、より楽に物に触れることができます。
手や腕が(動かそうとする意思が)先行しすぎるとバランスが崩れます。
下の図にように重心がわずかにずれただけで転倒するので、身体を固めて傾きすぎを防いでいます。
肝心なのは「何かをしようとする(し始めた)瞬間」意識を自分の身体中心に向ける、ということです。
さらに忘れてならないのは、意識は外に向く習性があり、身体(五感、固有受容覚など)が置き去りにされやすいということです。
【意識がつい身体を離れてしまうのを自覚して、中心に注意を向ける】
これが中心帰納という”動作”の基本だと白石さんに伝えられました。

ただし、あくまで基本であって中心帰納を始めとする想い方は幅が広く奥が深いのです。
とにかく、中心帰納は”重心のバランス””感覚のバランス””意識のバランス”を意識的にも、無意識的にも調節するはたらきのある、すぐれた想い方です。
『合気脳』本の発売から1ヶ月経過!

このブログでは、「合気脳で達人! 想うことが技になる」という単行本が発売されたのをきっかけに、本の内容に触れ、また発売後に気づいたこと、起こったことについて綴っていきます。
改めまして、押切伸一と申します。
いきなり「改めまして」と書き出したのは、これまでも本のアイディアをまとめるためにブログを公開していたからです。といっても、その事に気づいた人はほぼいませんが。とにかく今回から、読み物として充実させるべく再スタートいたします。
さて私押切が『合気脳』(書名を省略してこう表記します)を書き始めたのは、2017年に脳内出血によって半身不随となり、十数時間に及ぶ手術を経て、急速な回復が見られたからでした。
大きな障害を抱えたまま後半生を過ごすのか、という術後の暗い予想が覆ったのは、「合氣道の想い方」を取り入れたのが理由、とほぼ断言できます。
この本に全面協力していただいた、母体武道合氣道無元塾を主宰する白石太志師範が「想い方」を伝えてくれました。以前から施術に関して共同で研究をする間柄だったのですが、術後は合氣道などの武道や格闘技的側面を中心に、意識遣いと身体遣いを総合的に話し、試しています。
白石さんは今年始めての教則DVDをリリースしました。
還暦超えの二人にとって、今年は武道研究に関する、かなり遅いメジャー(?)デビューだったのです。
合氣道の想い方とは?
それがなぜ身体を改善させ、他の武道や格闘技、スポーツに好影響を与えるのか?
それらを綴った本の内容をこのブログで発展させていきたいと思っています。
◎白石さんの還暦…などを祝う宴が催されました◎
ところで先日、都内で白石さんの還暦…などを祝う宴が催されました。
多くの方が地方からも駆けつけ、さまざまな話に花が咲きました。
私の本にも多くの方から感想をいただきました。
物事にどう光を照らすか、あるいは影を感じるかは、千差万別です。
陰影の加減がわずかに違うだけでも見えるものが異なる。それが感じられるだけでも大きな喜びです。白石さん、皆さんに感謝します。
白石さんの無元塾に集う人たちは一筋縄ではいかない人ばかりです。豊富な武道や運動、そして人生の経験を持っています。
そこに自信を持ちながらも、他者の話を聞こうとする柔軟さと好奇心にあふれています。また、白石さんの技と論に、大きな敬意を寄せながらも、それを盲目的に信じることはしません。当然、宴は談論風発、盛り上がらないわけがありません。
白石さんは、その場でも想い方の基礎となる「中心帰納」について熱く語っていました。
中心を意識しつつ、あちこちに話が転がるような感じでブログを進めたいと思います。
